サーキュレーターは部屋の空気を循環させることで、エアコンで空調された空気を部屋全体に行き渡らせ、室温を均一にするための家電製品です。
加えてSwitchBotのサーキュレーターはスマホからの操作や、ハブと連携させることで他の家電との自動操作などが可能になります。

今回は私が実際に「SwitchBotサーキュレーター」を使用した際のレビューも紹介します!
- 実際に使ってみた感想
- メリットの他にデメリットはあるの?
このような疑問に対して詳しく解説していきたいと思います。
SwitchBotサーキュレーターの購入を検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください!

SwitchBotサーキュレーターの特徴

まずはSwitchBotサーキュレーターの特徴を紹介します。
SwitchBotサーキュレーターの特徴
- 自動3D首振り
- 細かい風量設定と4つの送風モード
- コードレスで使用可能
- DCモーターで節電・省エネ
- 独自技術「SilenTech」で優れた静音運転
- 音声操作が可能
- 他のSwitch Bot製品との連携可能
自動3D首振り

首振りが上下左右90°まで回転することができるので、部屋全体に満遍なく風を送ることができます。

首振りについてはスマホのアプリで操作することができます
左右の首振りの操作は以下の通りです。

上下の首振りの操作も同様に以下の通りとなります。


上下左右の首振りを「ON」にすれば3Dで首振りすることができるというわけです!
もちろん直接手でも角度は変えることができるので、アプリから角度を調節するのがわずらわしいというときも安全に角度を変えられます。
細かい風量設定と4つの送風モード
スマホアプリ上から操作すると、風量を1〜100段階の細かい調整が可能です。

- そよ風のように自然な微風は小さなお子さまやお年寄りにもおすすめ
- 大風量にすれば洗濯物がすぐに乾燥させることができる
また、4つの送風モードを選択することができます。
もちろんこの操作もスマホアプリだけではなく、リモコンやサーキュレーター本体のタッチパネルからでも操作することができます。
生活スタイルや季節によって求めている送風機能はそれぞれ違ってきますが、それをすべて対応することができるのがSwitchBotのサーキュレーターです
コードレスで使用可能
バッテリーを内蔵しているので、コードレスで使用可能です。
- キッチン
- 夏場の脱衣所
- 洗濯物を干している真下
- キャンプなどの外出先
上記のように様々な場所で活躍させることができます。

引用元:SwitchBot公式 HP
持ち運びも後部に手を引っ掛ける場所があるので簡単に移動できます。
運転可能時間については、
フル充電で最大50時間の連続運転が可能
(※おやすみモード/送風1の場合)
DCモーターで節電・省エネ

ブラシレスDCモーターというモーターを採用しており、従来のモーターに比べ、最大40%の省エネが可能です。
さらに、静音性が高く寿命も長いこともおすすめのポイントです。
また、直接節電・省エネになるわけではないですが、エアコン使用時にサーキュレーターを併用することで、冷房なら設定温度を少し高く、暖房なら設定温度を少し低くしても快適度は損なわずに空調することができます。

サーキュレーターを併用することで間接的に節電に繋がります!
独自技術「SilenTech」で優れた静音運転

独自技術である「SilenTech」で、運転音を22dBまで抑えることが可能となっています。
- 防音性の高いスパイラルグリル設計のガード
- DCモーター
- 高性能エアダクト
これらの技術により、他の製品と比較しても高品質な送風機能と静音運転が実現します。

寝時や在宅勤務中に集中したい時にぴったりですね!
音声操作が可能

SwitchBot製品の特徴でもある「音声操作機能」ですが、このサーキュレーターももちろん搭載しています。
音声認識サービス
- Amazon Alexa
- Google Home
- Apple Siri
上記のようなスマートスピーカーと連携させて操作することができます。

「アレクサ、サーキュレーターをつけて」と言えば電源がONになります!
注意点としては、サーキュレーターとスマートスピーカーを連携させるためにはSwitchBotのハブが必要になります。
↓SwitchBotのハブとアレクサの連携を指せる方法は、以下の記事を参考にしてください↓
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SwitchBotとアレクサを連携させる方法を解説!
続きを見る
他のSwitchBot製品との連携可能

SwitchBotはサーキュレーターの他にもたくさんの製品があります。
SwitchBotのハブと連携させることで自動でスイッチをONにしたりすることができます。
上記のようなことがすることができます。

ハブで連携できることがSwitchBotサーキュレーターの一番の特徴でもあります!
【レビュー】サーキュレーターの良い点・悪い点
続いて、私が実際にサーキュレーターを使用して感じた良い点と悪い点を紹介していきたいと思います。
約1年使用してきて、その中での意見ですので、ぜひ参考にしてみてください!
良い点
- 温湿度やCO2センサーと連携して運転できる
- 風量が大きい&静かな運転音
- 年間を通して使用できる
- 首振りの角度調整が容易
- バッテリー式で持ち運びができる
- 常夜灯がある
悪い点
- お手入れがしづらい
- 価格が高い
- 電源ケーブルの抜き差しがしづらい
○良い点:温湿度やCO2センサーと連携して運転できる
サーキュレーターの特徴の解説のときにも紹介しましたが、やはりSwitchBotの製品ということで、いろいろなデバイスと連携させて活用させることができるのは非常に便利なポイントです。

私の自宅では「温湿度計Pro」と連携させることで、室温が28℃を超えるとエアコンの冷房をONにすると同時に、サーキュレーターの運転もONにするように設定してあります。
最近は自宅で作業することが多くなってきたので、「SwitchBot CO2センサー」を導入して二酸化炭素濃度の測定を行えるようにしたいと考えています。
そこにサーキュレーターを連携させ、室内の二酸化炭素濃度が高くなったらサーキュレーターを運転させることで、空気を循環させて室内環境を改善を図る事ができるようになります。

自動で行ってくれるのでリモコンやスマホ操作もしなくてよいので、とても便利です!
○良い点:風量が大きい&静かな運転音

風量は1〜100段階の範囲で調節できるので、自分が求めている丁度いい風量を送風することができます。
風量をMAXにすると非常にパワフルに送風することができ、適用畳数は30畳まで風を送ることができます。
また、大風量でもとても静かな運転音なので気になりません。
風量が3以下となればほとんど音が聞こえないんじゃないかというくらい静かなので、就寝時や自宅作業時でも運転音を気にすることがなくなります。
○良い点:年間を通して使用できる

サーキュレーターは実は年間を通して使用することができます。
夏は冷房と併用
冷房された冷たい空気は下にたまりやすいため、サーキュレーターで撹拌することで効率的に冷たい空気を室内を循環させることができます。
冷房のついた部屋からついていない部屋に冷たい空気を送ることも可能です。
冬は暖房と併用
暖房された暖かい空気は天井付近にたまりやすいため、下から送風することで、暖かい空気を部屋全体に撹拌させることができます。
冬にもサーキュレーターを使用するというのは意外かもしれませんが、暖房効率を高めるためにはエアコンとサーキュレーターを併用させたほうが良いです。
窓を開けて換気したいとき
春や秋など、エアコンを使用しない時期は外の空気を室内に取り入れたいですよね。
そういうときは窓を開けて換気をすると思いますが、開けた窓の近くの床にサーキュレーターを置き、部屋の中から外に向かって送風することで換気効率が非常に高まります。
梅雨の時期に室内干しするとき
梅雨の時期は湿度も高く、外も雨で洗濯物が干しづらいので室内干しになることが多いと思います。
そういうときにサーキュレーターを使うことで洗濯物を素早く乾燥させることもできます。
干した洗濯物の近くにサーキュレーターを置き、首振り機能を使って洗濯物全体に送風することで、周囲の湿った空気を交換することで乾きやすくなります。
加湿器と併用
乾燥が気になる季節は、加湿器との併用がおすすめです。
加湿器からでは湿度の高い空気は、加湿器付近はしっかり加湿することができますが、部屋全体には広がりづらいです。
室内の空気をサーキュレーターで拡散することで、加湿された空気も拡散され部屋全体の湿度を一定にすることができます。
○良い点:首振りの角度調整が容易
通常の扇風機やサーキュレーターは、首振りのリモコン操作は首振りのON/OFFのみ、もしくは手動での調節が一般的だと思います。
SwitchBotのサーキュレーターはスマホやリモコンから操作することが可能で、上下左右とも9°ずつ調節することができます。


座っていても狙った場所にピンポイントに風を送ることができます
首振りの角度を細かく調整することができることも非常に便利な機能です。
○良い点:バッテリー式で持ち運びができる
バッテリー式なので、コンセントの場所に縛られず、好きな場所で使用できます。


私は夏に脱衣所に持っていって使っています!
○良い点:常夜灯がある

サーキュレーター本体には常夜灯が備えられています。
照明の明るさは2段階調節が可能で、「明るめ」と「暗め」が選択できます。

部屋の間接照明として利用してもなかなか雰囲気が出ます!
送風をしていなくても常夜灯は付けておくことができますし、コードレス時でも点灯させることができるので、コンセントの位置を気にせず、好きな場所に設置して使うことができます。」
✕悪い点:お手入れがしづらい
ここからは悪い点やデメリットを紹介していきます。
まずはお手入れがしづらいという点です。

分解の仕方は下部のこの◯部分のネジを外し、前面のカバーを反時計回りの回すと取り外すことができます。
当たり前のことですが、このネジを外すためにはドライバーが必要です。

意外とドライバーを準備することがめんどくさい!

ちなに上記の写真のように取り外すことができます。
他のメーカーの製品ならば工具も必要とせず分解させることができるものもあるため、お手入れするのにドライバーが必要となるのは少しデメリットと言えます。
✕悪い点:価格が高い
2025年5月時点での値段は、13,980円となっています。
一般的なサーキュレーターの相場はだいたい3,000〜7,000円程度だと思いますが、SwitchBotサーキュレーターは相場の倍以上の値段となっています。

性能や機能性の高さを重視する方にはおすすめです
そこまでお金を出せないという方や、すでにサーキュレーターを持っているという方は、「SwitchBotボット」や「SwitchBotプラグミニ」を使用することでスマートホーム化をすることも可能です。
✕悪い点:電源コードの着脱がしにくい
コードレスでも使うことができるので、その際はコードを抜いてから使用することになります。
ただ、このコードの着脱がなかなかやりづらいと感じました。
コードの着脱の位置は以下の画像の場所になります。

あまり抜き差しをしない場合には気することもないのですが、頻繁にコードレス仕様をする場合には少しマイナスな点だと感じます。

一応USB Type-Cでの充電には対応しています
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はSwitchBotサーキュレーターの機能の解説とともに、私のレビューを紹介しました。
以下がまとめとなります。
メリット
- 温湿度やCO2センサーと連携して運転できる
- 風量が大きい&静かな運転音
- 年間を通して使用できる
- 首振りの角度調整が容易
- バッテリー式で持ち運びができる
- 常夜灯がある
デメリット
- お手入れがしづらい
- 価格が高い
- 電源ケーブルの抜き差しがしづらい
SwitchBotサーキュレーターは1年を通して活用することができ、快適な生活空間をつくることができるデバイスです。
様々な場面で使いまわしすることができるので、ぜひ一家に一台設置しておきたいサーキュレーターという印象です!
最後までご覧いただきありがとうございます。